くるりんぱ

48歳で両側の乳がんが見つかり、7年間治療の後、現在は年1の経過観察中。ベイスターズや仕事、50代のいろいろなどについてつづります。

横浜 1-1 阪神

見始めたの終わりの方なんだけど、1-1の9回裏、祐大が決死のヘッスラでもアウト。延長が決まった。

打撃好調の祐大の「俺が決める」の強い気持ちが見えた。


10回裏、今度は先頭の大和がやはりヘッスラで内野安打をもぎとり、決して器用ではない桑原が送りバントを決めた。

しかし対左に極端に打率の悪い度会はキャッチャーフライ、今日ひとつも打っていない関根も三振。

でも9回の祐大から、何かベイスターズらしからぬ気迫や執念を感じた。


11回表、プルペン唯一のサウスポー石川からバトンを受け継いだのは、ルーキーの松本凌。顔が明らかに緊張していたし、初っ端からデッドボールという最悪な始まりで失点を覚悟したけど、見事に無失点で抑えた。

ベンチに戻ってから、やすあきとホッとした笑顔で興奮気味に何か喋っていた。ナイスピッチング!


そして圧巻だったのは、12回に登板した森唯斗。

自分にも、そして直前にミスのあった牧や5タコの度会を始め、周りにも「諦めんな、まだ行くぞ!」の気合いを見せつけた投球。見事3人で締め、ベンチに戻りながらもグラブを叩き、野手を1人ずつ指さし、そしてベンチではしばし俯いて放心状態。まさに全身全霊を傾けたのであろう。


結果は引き分けだったけど、この森の気持ちは全員に伝わったにちがいない。

ここから、雰囲気が変わっていくかもしれない、と思えた。


まだまだ序盤。

これからも心して応援していく。

×

非ログインユーザーとして返信する